前回の「ほめ達!」の事でたくさんのお問い合わせをいただきました。誠にありがとうございました。その続きを書こうと思いましたが、たまたま友人たちと話をしてるときにその中の一人が「今度の休みに知り合いの車を借りて出かける。」と話していました。そして私が保険代理店だと言う事を知らずに「なんか今のままでも事故した場合、補償されるみたいだよ。なんとかって言う特約みたいのが付いてるらしいから」って・・・

当社のお客さまではありませんが、私は万一の事が発生してからではと思い「他者運転特約ですね。」とお話ししました。すると「なにそれ?」と返ってきました。そこで・・・

 「他車運転特約とは、他人の車を運転していて事故を起こした場合に、自分が加入している自動車保険で損害を補償できる特約です。他車運転特約が付帯していれば、万が一他人の車を運転中に事故を起こしてしまったとしても、自分の自動車保険で補償を受けられます。たいていの場合、自動車保険に付帯されていますが、そうでない保険もあります。ついていますか?」・・・沈黙・・・「わかりません!」と

 残念ながら我々保険代理店がもっと親身になって膝を交えたご説明をしないといけませんね。戒めになりました。

 詳しくはお問い合わせいただけますと幸いですが、例えば友人の車を運転中に事故を起こした場合に友人の保険を使うと、友人の自動車保険の等級が下がり、翌年度の保険料が上がってしまいます。しかし、他車運転特約が付帯している自分の自動車保険で損害をカバーできれば、友人に迷惑をかけずに済みます。  ただし運転者限定特約や年齢条件を設定している場合、契約内容にあてはまらない人が運転していた際は補償されないので注意が必要です。たとえば、20歳の次男が友人の車を運転中に交通事故を起こしてしまったとします。この場合に契約中の自動車保険で運転者限定特約の補償範囲を「本人・配偶者限定」に設定していたり、運転者年齢条件を21歳以上に限定していたりすると、そもそも元の自動車保険の補償対象外なので他者運転特約は使用できません。と友人にご説明しました。尚、これは補償内容の一部のみです。

 こんなお話しが日常会話の中で出てきたことにびっくりでした。誰も事故はしたくないと思いますが万一の時にお力になれる様、もっともっと精進していきます。

 今回はまじめです!