11月最初の三連休に、ずっと行きたかった養老天命反転地に行きました。
遠い昔によく行ったのですが、久しく行けていなくて、子どもが大きくなったら行きたいと思っていて、そろそろ行けそうかと思ったので行くことにしました。

養老天命反転地とは、世界的に活躍したアーティストの荒川修作さんという方と、そのパートナーで詩人のマドリン・ギンズさんという方が30数年以上におよぶ構想を実現したテーマパークです。

家を切り取ったような建物だったり、なんのためなのかわからない道、危険なほど急な坂、そういうよくわからないもので出来ている場所ですが、何故か惹かれてずっといたくなる。そんな場所です。
何をどう面白いと思うかは人それぞれだと思いますが、とにかく斜面が急で高くまであり、高所恐怖症の私は、怖くて行けない場所もありました。なんのためにこんな場所を作ったのかとか、どういう意味があるのかとか考えてもいいし、何も考えずに危険を犯すのもいい。

公式サイトを見ていただくとわかるかと思いますが、作者の方は、これぞ芸術家という感じのちょっと変わった方です。

自分は凡人なのだと思い知らされる、いい機会になりました。